貼り付けたリストに対して、このツールが行う処理は4つです。
- 各行の先頭と末尾の空白を取る(チェックの有無にかかわらず常に行われます)
- 空行を削除する
- 重複した行を削除する
- 昇順に並べ替える / ランダムに並べ替える(両方選ぶとランダムの結果が残ります)
1 は必ず実行され、2〜4 はチェックを入れたものだけがこの順番で実行されます。処理前と処理後の行数は結果の1行目に出ます。名簿の重複を消す、アンケートの回答から空行を落とす、抽選の候補者を公平な順に並べ直す——といった作業を、一度のボタン操作でまとめて片付けるための道具です。
使い方
テキストエリアに、1行に1件ずつ並んだリストを貼り付けます。表計算ソフトの一列をコピーして貼り付ければ、そのまま改行区切りのリストになります。貼り付けたリストがページの外へ出ることはありません。整理はこの端末の中で動くプログラムだけが行い、送信も保存もしないので、顧客名簿や社内の連絡先一覧のように外へ出せないデータでもそのまま扱えます。
次に、行いたい処理のチェックボックスを選びます。初期状態では「空行を削除する」と「重複行を削除する」が入っています。並べ替えたいときは「昇順にソートする」を、順番をランダムにしたいときは「ランダムにシャッフルする」を追加でチェックしてください。選んだら「整理する」ボタンを押します。テキストエリアで Ctrl(Mac は Command)を押しながら Enter を押しても実行できます。チェックボックスは結果欄の下に並んでいます。すでに結果が出ている状態でチェックを変えると、押し直さなくてもその場で結果を引き直すので、条件を変えながら上の結果欄を見比べられます。
同じリストに対して条件を変えながら何度でも試せます。入力欄の内容はボタンを押しても消えないので、まず重複削除だけで件数を確かめ、そのあとソートを足して並べ直す、といった使い方ができます。チェックを外してもう一度押せば、その処理を抜いた結果に戻ります。
結果欄の1行目には「12行 → 7行」のように、処理前と処理後の行数が出ます。何件減ったかがすぐ分かるので、重複がどれくらいあったかの目安になります。その下に区切り線を挟んで、整理後のリストが並びます。「結果をコピー」ボタンでまとめてコピーして、元の資料に貼り戻してください。
仕組み
処理はチェックの付け方にかかわらず、決まった順番で行われます。まず各行の先頭と末尾の空白を取り除き、次に空行を削除し、続いて重複を削除し、それからソート、最後にシャッフルという流れです。
先に空白を取り除くのは、重複判定の精度を上げるためです。「田中太郎」と「田中太郎 」(末尾に空白)は文字列としては別物ですが、名簿としては同じ人です。先に空白を落としておくことで、こうした見た目では気づけない重複もまとめて消えます。ただし行の途中にある空白はそのまま残すため、姓と名の間のスペースは保たれます。
重複削除は、先に出てきた行を残して後から出てきた同じ行を落とす方式です。元の順番に意味がある場合でも、最初の並びが崩れません。ソートは日本語の並び順を考慮した比較で昇順に並べ、シャッフルは偏りの出にくい方式で順番を入れ替えます。ソートとシャッフルを同時に選んだ場合は、後から実行されるシャッフルの結果が残ります。
行数の表示は、空白を取り除いた直後の行数を「処理前」として数えています。そのため、貼り付けた本文の末尾に改行が1つ多いだけでも、処理前の行数は1多く数えられます。
よくある質問
Q. ソートとシャッフルを両方チェックしたらどうなりますか。 A. シャッフルが後に実行されるため、シャッフルの結果が残ります。並べ替えた結果を見たい場合は、シャッフルのチェックを外してください。両方にチェックを入れても、ソートの結果は画面には現れません。
Q. 大文字と小文字は同じ行として扱われますか。 A. 別の行として扱います。「ABC」と「abc」は残ります。まとめたい場合は、先に表計算ソフトなどで表記をそろえてください。
Q. 全角と半角の違いはどう扱われますか。 A. こちらも別の文字として扱うため、「ABC」と「ABC」は重複になりません。
Q. シャッフルの結果は毎回変わりますか。 A. 変わります。同じリストでもボタンを押すたびに順番が変わるので、抽選や順番決めに使えます。
Q. 空行を削除しない設定にすると、空行も重複として消えますか。 A. 消えます。空行が複数続いている場合、重複削除の対象になって1行だけが残ります。空行をすべて残したいときは、重複削除のチェックも外してください。
Q. 何行まで処理できますか。 A. 明確な上限は設けていません。数万行でも動作しますが、極端に長いリストでは結果の表示に少し時間がかかることがあります。
Q. 元の順番に戻せますか。 A. 結果欄の内容は上書きされますが、入力欄には貼り付けたままのリストが残っています。すべてのチェックを外して「整理する」を押せば、行頭と行末の空白が取れただけの状態が得られます。